[メンテ26]  (←前) (次→)

第63話 「男40足腰鍛える?」

(作成:2009年5月1日 改訂:2010年3月30日)

(TEXT & PHOTO : 貝森 / E60-525i)


またまた、意味不明なタイトルで始まってしまいました(^^;・反省

ひょんなことから、幸運にも地元の60乗りのお友達からBSSキットを格安にて譲っていただくことになりました。
もう、私もいい歳。体力的にも自分で交換というのもどうかな?
ってことで、Dにて交換作業の見積もりをもらいます。
出てきた金額は、諭吉さん4人弱
アライメントを取って、6人強です。
ここで、本厄の私(関係ないですよね!・爆)は考えました。

体のことを考え、Dにて作業をお願いする。
交換は、自分で、アライメントをDへ。そして、差額分をスペーサー等の費用へ...

悩むこと数日。
結論はAとなりました。

脚廻りの交換は10年ぶりくらい。36のときに、RDのサスキットを組んで以来です。
今回は60。
さすがに、車重もありますので、ジャッキだけでの作業は怖いです。
そこで、ガレージジャッキ、ウマを購入し、安全対策をとります(当たり前ですか?笑)

そして、春の天気のいい暖かい日。いよいよ作業実行です!!


 E60


予定としては、夕方までに作業を終え、Dにてロアアーム関係の調整をお願いする、
というつもりで組みました。

このときは、すんなりと作業が進むと思っていたのですが......

まず、バックの好きな私は(意味不明?爆)リアよりはじめます。

トランク内の内張りを外し、念のため、BTを外します。


 E60


ショックの付け根のところにある黒いスポンジ(カバー?)を外します。


 E60


ショックの頭が出てきました。


 E60


奥のナットに工具が入らないため、リアのスピーカーを外します。
内張りをめくると何とか工具が入りました。


 E60


ショック下のボルトを外し、アームを足で力いっぱい踏んで下げショックを抜きます。
ここで?????アレ?
力いっぱい踏みます ?????

(何回も試行錯誤してますと、足腰が鍛えられますネ!)

抜けてきません。(ショック↓)←おやじギャグ(スミマセン)
よ〜く観察するとインナーカバーが邪魔しているようです。
インナーカバーを外し、何とか抜きました。


 E60


純正をばらし、組み付けます。


 E60


逆の手順にて組み付けます。(反対側も)


 E60


ここで、リアは終わりだと信じ、ジャッキを外します。

とここで

緊急事態発生!!!!!

今回は2つ同時多発テロです^^;

リアの車高が下がるはずが、車高が上がってます(?????)
フェンダーの隙間が逆に広がりました(推定6~7センチ)
*確かこれは、車高短製造機なはずなのに....^^;

少し走れば、ショックも落ち着くだろうと近所を走りましたが、変わりません(爆)
ホットロッド状態というのですか?
思わず若い頃に流行っていた、セドリックの430を思い出してしまいました(笑 ←古いですね!

原因は、2つ。
マニュアルのネジ寸法を確認していなかったこと。
前所有者にベタベタに下がるよ!といわれていたため、勝手に上のほうまで皿を上げていたこと。
*ちなみにこのときの画像はありません(かなり動揺していました・笑)

純正のときの車高を計り忘れた。
最終的に何センチ上がったのか、下がったのかわからなくなってしまいました。(おバカです)

ということで、気をとりなおして、車高を調整します。
マニュアルを確認しながら、ネジをセッセと回します。
ねじと格闘すること小一時間。何とか形になりました。


 E60


と、さあ、今度はフロントにかかろうかと時計を見ると
な、なんと!もう夕方ではありませんかぁ〜?

時計を見たとたん、もう、晩酌モードに入ってしまった私は、そそくさと、片付けます(笑

次のお休みの日までこのままです。
フロント、ふにゃふにゃ。リア、ぽんぽんって不思議な乗り心地です。(笑


 E60


そう、忘れてはいけません。
Dへ作業を予約していたものをキャンセルします。

私    「すみません。今日で終わらなかったので、来週にお願いします」
D担当さん「ずいぶん疲れた声してますね!笑。了解です!」

さあ、次の休みです。
気を取り直してフロントの作業にかかります。

ボンネットをあけ、付け根のナットを緩めます。


 E60


ジャッキupし、下側のボルトを外します。
ここで、また、力技でロアアームを足で下げショックを.....あれ????
ショックが抜けてきません。
ショックの下側が差し込み式になっているのですが、そこが、うんとも、すんともしません。

これはやばいと思った私はすぐにDへTEL
私      「フロントのショックが抜けてこないのですが。。。」
Dフロントさん「差込口の切り欠き部分をドライバーとかでこじるといいですよ!」
とのことです。
早速、格闘し何とか抜けました。(ホッ!


 E60

 E60


純正をばらし、組み付けます。

あれっ????あれ?

再度、緊急事態発生です!!

ショックのTOPのナットが錆びて、固着しており、回りません。

私は思わず、心の中で
たすけてぇ〜〜どらえも〜〜ん♪

と叫んでしまいました。
ここで、「のびたく〜〜ん」と助けに来てくれるわけもなく、一人で考えました。

「そうだ!」と思いついたことは、近所の○エローハットに行ってインパクトで外してもらうことでした。

つなぎを着て、無精ひげを生やしたおじさんが、足回りを抱えて町内をテクテク歩いている姿は、
とっても怪しい人物です(多分^^;
道行く人には必ず避けられました(本当です・笑

歩くこと数分。○エローハットに到着です。

私「お忙しいところすみませ〜〜ん」(低姿勢で)
  「ナット外して欲しいのですがぁ〜〜」
お店「外すだけでいいの?」
私 「よろしくお願いしまぁ〜〜す」
と、ヒュン、ヒュンといとも簡単に外れました(ホッ!)

さあ、気を取り直して組み付けます。


 E60


今度は、マニュアルとおりにねじ部を調整し、組みます。


 E60


完成です。


 E60


早速、Dへ出向き、ロアアームの調整と、ばらした箇所の締め付け確認をしてもらいます。
アライメントは、1000キロくらい走ってからと思い、
Dと打ち合わせのみで、後日改めることとしました。
ここで、気になることが発生しました。
車高の前後左右差、です。

この件については、次回レポートします。


[メンテ26]  (←前) (次→)