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第16話 「オカマは後ろからだけとは限らない」

(作成:2006年5月25日 改訂:2006年6月1日)

(TEXT & PHOTO : なりきんボブ / E60-530i)


あ、父さん。元気?
俺は変わんないよ、嫁ともうまくいってるよ・・・・・・。
飯もちゃんと食ってるってば・・・・・・。
そんなセンチメンタルになりそうな出来事がありましたので報告いたします(笑)。

とある日の朝の出来事でした。
いつもどおりに出勤し、まもなく会社に到着という頃でした。
会社の少し手前で脇道から私の社員が私の前に出てきました。
2台とも一度会社の前に横付けして・・・タイムカードを押しに事務所に入る、と思っていたのですが・・・・・・!
なんと前に止まった彼は幅寄せをするべくギアをバックに入れたのです。
あ、ちゃんと寄せるのね。偉い偉い・・・・・・。
前の止まったその彼は、最近愛車を購入したばかりでした。
最近はやりのアメ車でダッヂ・マグナムというクルマです。
そういえば後ろが見えなくて、早くバックモニターをつけたいって言ってたな〜。

なんてのんきの思っていたら!

ドーン!」 (もちろんぶつかった音です)

えぇ〜!」 (もちろん私の声です)


 E60

注)再現画像です。

日常会話の中で、
誰か止まってる時ににぶつけてくれないかな〜?保険扱いでバンパーの傷を直したいんだけどな〜?
なんて言ったことはありませんか?
たしかに私もそんな会話を何度となくしています。
でも自分の車を傷つけるのって、抵抗ありますよね・・・・・・。
そして実際にそういう場面に出くわすと、カラダって動かないんですね(笑)。
あれ〜?あれ〜?」と思っている間にぶつかってました。


 E60


血の気の引いた顔で車から降りてくる社員。

あ、危ないよぉ・・・・・・。

たまに勝気な私ですが(小市民なものですから・・・・・・)、ちょっと動揺してそれくらいしか言えませんでした。
車から降り、ぶつかった部分を見ようと思ったのですが・・・・・・やめました。
車よりも私の方がへこみそうだったので(笑)。
今の車を購入して約1年が過ぎました。
今の車もその前も、思い返せばもう何年も車をぶつけた(もしくは「られた」)ことはなかったと思います。
たいしたことはないんでしょうが、ちょっとショックでした。
もう少し私に責任感がなければ、翌日から引きこもっていたかもしれません(笑)。

昼・夜と車を見ましたが、ちょっと感心しました。
純正のバンパーって、ウレタン製じゃないですか。
ウレタンバンパーはへこんでもある程度戻る」とは聞いていましたが、本当に戻るんですね。
昼はナンバーの土台?がつぶれてぺしゃんこだったのが、夜には少し戻ってきたんです。

そして数日経つと、かなり戻っているんです。

しかし自分でやったわけではないので納得できません。
かといって同じ会社内でガタガタ揉めるのもどうかと。
そこで今回は私の自分の保険を使って直すことにしました。
人の保険で中途半端に直されるよりも、自分の保険を使ってがっちり直そう・・・と思ったのです。
そんなわけで只今保険会社と「あ〜でもない」「こ〜でもない」と言い合っています(笑)。

果たして決着がつくのはいつのことか・・・・・・。

そこで教訓!
アメ車はデカいだけじゃない、強い。
アタックしてきたマグナムは、私の車のナンバーのねじの後が軽くついただけである。

私の車のバンパー外れて味噌っ歯みたいになりましたが(涙)。


 E60



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