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第30話 「ホワイトウィンカー装着」

(作成:1999年5月22日 改訂:1999年6月11日)

(TEXT : ブンタ@E46 / E46 328i )


皆様、再び今日は。ブンタ@E46です。
前回はE46の内装に付いて触れましたが、今回は小生のアフターパーツ装着に付いて 紹介します。

…とその前に、誉めちぎっていたE46の内装ですが、ステアリングに物申させて下さい。
あの、「ドカベン」が持ち歩いている弁当箱のようなエアバックモジュールは何でしょう!
ステアリングの握りも細いし、スポーティな雰囲気がまるでぶち壊しです。
いずれ、クーペやM3が発売された後で、「何ちゃらパッケージ」とか「何ちゃら セレクション」と銘打って限定ボディーカラー+3本スポークタイプ装着車なんかが 販売されることでしょう。
これもジャパンの戦略かもしれませんが、ちょっと見え見えですよね。
まあ、欠点も含めて惚れて買った以上、アティベから専用アダプターが発売されたら即、 交換することで我慢するしかないか。

あと、ステアリングの軸がボンネットの中心に向かって斜めに入っていることは皆さん、 お気付きでしょうか。
言い換えればステアリングがダッシュボードから直角ではなく、斜めに「生えて」 いるのです。
ステアリングの操舵力を前輪に伝えるための構造的な結果でしょうが、ちなみにE34や E36はそんなにきつくありません。
敏感な人は、シートにまっすぐ座った時、ステアリングが曲がっている?と思うかも しれません。
購入を検討している段階でディーラーに言ったら「うーん」と黙ってしまいました。
でも、これをネタに値引きを迫ったりはしませんでしたが。

だって、ちょっぴりボンネットの中心に向かってナナメ座りさえすればいいのですから。
フェラーリやポルシェはペダル類が内側にオフセットしていて、いやでもナナメ座りに なることを思えば、些細なことでしょう。

前置きが長くなりましたが、GWにホワイトウィンカーを交換したのでお伝えします。


これも本国では純正品ですが(何で日本仕様には無いのか!…あ、また文句になりそう)、 ショップなどではかなり出回っています。
価格もフロント、サイド、リアがセットで5万円前半−6万円手前くらいでまとまっている ようです。

小生は、目下金欠なのですが、唯一、嫁を実家に送迎申し上げた時のみ、家計の紐が 緩くなること楽しみにしております。
嫁としては親の前で多少なりとも格好付けたいのかもしれません。
そんなことを正してやぶ蛇になってはつまらないので、もちろん、一切触れたことは ありませんが、今回のウィンカー購入はGWで「実家で財布が緩まるの法則」を 利用しました。
まあ、こんな案配です。

まず、実家周辺のショップに嫁と一緒にいき、「いいなあ、欲しいな。でもお金ないし」 とつぶやきました。すると、

「お小遣いで買えるならいいわよ」

おっと、今回は意外と短時間でいい返事が聞かれました。
もちろん、小生に買う小遣いなど残ってはいません。でも、これでいいのです。

「でもお金ないし、今回は見るだけでいい」

いったん、すんなり引き下がった後、実家に帰って夕食時にもう一度切り出すのです。
すると、嫁は先ほどのせりふを繰り返します。
そこで翌日、銀行に「無け無しの」小遣いを下ろしに向かいます。

察しのいい方はお分かりでしょうが、GW中、銀行はほとんど閉まっております。
したがって引き出しは不可能です。
結局、嫁にお金を借りて…返しません。(嫁さんごめんなさい)

▲インプレッションですが、交換すると、特にフロントビューが効果大です。
 ヘッドライト部分との一体感が強調され、車幅が2−3センチ広がった感じです。
 車高を下げていなくても低くなったような印象をもたらします。
 お金を返してもらえると思っている嫁さんも「格好いい」とうなづいてくれました。
 リアはそれほどの変貌はありません。
 ターンシグナル部分だけではなく、ブレーキランプ部分までホワイトな部品もインプロ
 あたりで出しているので、ワルを気取りたい?方は試してみるといいかも。

▲取り付けは簡単です。
 フロントとサイドは車に付いてきたオーナーズハンドブックを参照すれば出ております。
 長めのマイナスドライバー1本で済みます。
 ただ、リアはロングソケット(13ミリ) と プライヤー(またはニッパー)が必要です。
 トランクを開けて電球が付いている黒い樹脂製裏ブタを外した後、レンズ側の3個所のナット  を外します。
 レンズを引き出してホワイトバージョンに交換するのですが、ここで★注意★です。
 純正とホワイトバージョンの裏側の灰色の樹脂部分を良く見比べて下さい。
 黒い樹脂製裏ブタとうまくかみ合わせるためのガイドの役割を果たす突起が出ている
 のですが、ホワイトバージョンは1本多いのです。
 これに対応する穴が純正の黒い樹脂製裏ブタにはなく、気が付かないといくら頑張っても
 裏ブタがはまりません。
 思いきって余計な突起を折って下さい。
 小生はこれに気づくまで40分悩みました。
 おかげでイライラが募り、最初は交換した喜びが半減しておりました。
 皆様におかれましては、こんな苦労はなさいませんように。


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