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第127話 「トラブル・警告ランプ(左リアテールランプ) H19年11月」

(作成:2007年11月27日 改訂:2008年8月5日)

(TEXT & PHOTO : 秀丸 / E46 320i)


朝の通勤途中に突然左リアの警告ランプが点灯しました。
今までも右リアはたまに点灯していたのですが、左は過去数回でした。
駐車場に着いたので、エンジンをかけ直してみても直らないので球切れを 起こしたのかなと思い会社へ行きました。
仕事が終わってから球を確認しましたが、左側の球は全て正常だったので 接触不良かなと思い球を全て付け直してそのままにしました。
すると警告ランプが直りましたが、翌日また朝から点灯してしまいました。
仕事が終わってから駐車場で再度確認すると球は正常でした。
原因が判らなかったので、取り敢えずハーネスのコネクタを外してみると 中でパチパチ光っています(???)。
夜に確認したのでスパークしているのが良く分かりました。(怖)
落ち着いてみると、コネクタのプラスチックの付近が熔けて横のピンと当たっているようです。

 E46

この場所では何も出来ないので良い感じにコネクタを合わせて元に戻しました。
週末に入院です。
早速ネットで調べてみましたが同様の症状は少ないようでした。
数件ヒットした中では、修理費用約2万程度。 
この場所から発火することは無いのかな?と思いつつ週末までそのままです。
事前にディーラーへ電話して日曜日に行くことにしました。
但し部品がすぐに無いので当日に交換は不可能だそうです。(仕方がないね!)
ディーラーへ行く前に現状を再度確認しました。

 E46

コネクタだけでなくユニット側のピンも熔けて短くなっています。
これでは、ハーネスのコネクタだけで無く本体側も交換が必要かな??(汗)
金額を心配しながらディーラーへ向かいました。(嫁の顔を心配しながら)

ディーラーへ着くと担当者に症状を説明してしばらく待っていました。
メカニック曰く、このままでは危険なので応急処置をするの事。
右も同様の症状になっていると教えられ同様に応急処置をして貰うことに。
有難いと思いながら頭の中は、交換の金額のことだけでした。(汗 怖い)

またしばらくしてメカニックの説明がありました。
 ・グランド(アース)のピンが熔けている。(3番ピン)
 ・交換しても再発する可能性がある事。
 ・原因は、流れる電気容量が多い?ブレーキを踏む回数が多い?正確には不明です。
 ・グランドのハーネスを別配線で結線すれば、パーツ交換が不要で安全と説明。

説明に納得して別配線で繋いでもらいました。

 E46

グランドの配線(茶)をコネクタから抜き取り、別配線でランプユニットに接続していました。

 E46

これならグランド(アース)が完全に別配線なのでコネクタは安全です。
リークの心配も無くなりました。

 費用 3,720円 (ニコニコ)

財布に優しい処置を行ってくれた最寄りのHy○○oBMWに感謝しています。
事前の説明も判りやすく且つ対応方法も納得出来る物でした。

町の修理屋と違いディーラーの場合、新品パーツへの交換が通常だと 思っていたのですが少し意外でした。
客の事をよく考えた対応だったと思っています。

オイルと水が減っていたらしくサービスで追加してくれました。(感謝!)



追加
結果的に何も無かったので良かったのですが、最悪の場合発火のおそれも有ったかもと思います。
コネクタがこの状態でもヒューズは正常でした。
また多発しているトラブルなら部品の不具合も考えられます。
同じE46のお乗りの方は、一度コネクタを確認した方が良いと思います。


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