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第76話 「恭平号、マフラー及び触媒改造、サーキットデビューへ」

(作成:2001年11月21日 改訂:2002年4月20日)

(TEXT & PHOTO : 浪花の恭平 / E34 M5)


ここんとこ、他の筆者が頑張って投稿してくれていたので、その陰にかくれて投稿をサボ っておりました。(^^;
しかし、このままでは、存在を忘れられそうなので、ちょっと焦り気味にUP致します。



【マフラーが落ちるーーー!の巻】

『な、なんやーーーこりゃ!』
何気なく、愛車の下回りを覗いていると、M5純正マフラーのタイコ部分が腐食していて 、排気漏れ発覚!
しかも、手でさわると腐食部分がベリベリとめくれる始末です。
この部分はもともと前オーナーによって、補修により銀紙?べたべたの状態だったんです。
キャーーーー!(意味のない悲鳴でした。)
『あかんがなぁーーー!』と、悩みがまた増え、投げやり状態に陥った恭平君でありました。
『こりゃ、交換しかないなぁ。純正部品はやたら高価やし、純正交換してもオリジナルに 戻るだけやし...』
『よっしゃ!やった事無いけど、個人輸入に挑戦したろ!どうせやるなら社外品に決まり やーー!』
と、自分の中で勝手に悩み、そして結論を出し、個人輸入する事に決定!
でも、会社の助け無しで個人輸入なんて出来るかいな?
英語のやりとり、出来るやろか?いや、ドイツ語かも...少々、いや、かなり不安な恭 平君でありました。

で、腹も決まり(何や、それ)選択の条件としては、
  1.安い事!(貧乏ビーマーにとっては欠かせない条件なのです。)
  2.オールステンレス
  3.M5用とうたっているもの(やっぱり、安心?)
  4.ダブルのままで、タイコまで来ている事
  5.軽量である事
  6.比較的販売実績の豊富な物である事

うーーん、こんな都合の良いもんが有るかなぁ。
我ながら銭も無いのに、条件だけは一人前やなぁ、ったく!(^^;

早速、仲間の助言なども考慮し、色々と検討した結果、若干の妥協もありましたが次のマ フラーに決めました。
B-FabricationのFBMW-1300というマフラーです。
インターネットを駆使?し、個人で輸入。価格交渉もし、送料込みで約¥100,000でした。(安い!?)
でも、送られてきた現物を見てびっくり!
これって、ケレナーズチューン車のマフラーと瓜二つって言うかそのものズバリやん。
値段はぜんぜんこっちが安いのに...(謎)



【恭平号、サーキットデビュー!の巻】

で、ここまでで、今回分のメンテ投稿とする予定だったのですが、原稿を書いている間に 、ひょんな事から恭平号がサーキットデビューすることとなりました。
ジャジャジャジャーーーーン♪(古い!)
おっほん!
やはり≪M≫に乗っている者として、 1度はサーキットで、制限速度を気にする事なく走ってみたい!
5速でのレブリミットを経験してみたい!
最高速度域からのフルブレーキングを行ってみたい!
ヒール&トウを実践で試してみたい!
廻りを気にする事なく、ドリフトを決めたい!

てな訳で、マフラーも交換したことだし、純正触媒部分をストレートパイプ(ダブル)に 交換する事に決めました。
但し、これはあくまでもサーキット仕様であり、レース後に即、オリジナルに戻せること を条件に作成を依頼しました。
また、一時使用の為、チタンやステンレスでは無く、安価で手曲げ可能なスチールで作成 してもらいました。

依頼先は兵庫県西宮市にある、ゴルフをはじめ欧州車のチューニング等で有名なベンチュ ラーエンジニアリングというショップです。
こちらではマフラー持ち込みにもかかわらず、親切に対応して戴き、本当に感謝しており ます。
その節はありがとうございました。>浜崎社長様!
お約束通り、公道走行は自粛致しますので、ご安心下さいませ。

以下はその交換作業の様子です。
それぞれ、交換前と交換後を比較してあります。

 恭平号

右横より触媒(オリジナル)

 恭平号

斜め後方より(サーキット用)

 恭平号

真後ろより(オリジナル)

 恭平号

真後ろより(サーキット用)

 恭平号

右横より触媒(オリジナル)

 恭平号

右横より触媒(サーキット用)

ついで?なので、前回のリフレッシュ時に手を付けなかったフロントのサスペンションス プリングも交換しました。
邪道ですが、アイバッハのE34−535用を流用しました。
理由は...前傾スタイルが好きだから...にゃはは、単純!(^^;

 恭平号

左前タイヤハウス(純正)

 恭平号

左前タイヤハウス(アイバッハE34−535用)

 恭平号

スプリング単体比較

向かって左がアイバッハの535用です。

こうして比較してみると、M5の純正スプリングって結構長いですね。

実は、この撮影後にスプリングを左右半巻ずつカットし、 現状はもう少しダウンしています。(指1本位)
また、おまけですが、排気側の効率UPに合わせ、吸気側も遅れ馳せながら、JRのエア フィルターに交換しました。



【テスト・ラン】

以上の改造により、体感的には間違い無くこれまでより10%以上のパワーアップになっ ている感じがします。
車両の重量も少なくとも20kgは減量していますので、余計にそう感じるのかもしれませ んが。
また、レブリミットの7200回転までは、まったくストレス無く廻りきってしまいます。
(公道ですので、3速までしかテスト出来ていませんが。)

では、サーキットへ行ってきまーーーす!!...あ、あかん。Sタイヤがまだやん!


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