[メンテ21]  (←前) (次→)

第54話 「MスポーツステアリングIIの装着の巻」

(作成:2000年7月27日 改訂:2000年7月28日)

(TEXT & PHOTO : Nobuta-S / E34 525i )


3年目の夏を迎え、何とかマイナートラブルからもすっかり開放され、とても良い 子のうちの525でしたが、ついにE34トラブルの定番!  ドア内張りの剥離が始まりました。
最初「あ、浮き始めたな」と思ってからコンパネ部がブーラブラになるまでそう 時間はかかりませんでした。

「うわー!これは、みっともない!」

原因を分析するに、黒のビニール部分が熱や経年劣化で収縮し、ドア内側の形状を 保てなくなるまで突っ張った挙げ句、センターのファブリックのコンパネを押し出 して、剥離したものだと分かりましたので、早速コンパネで隠れる部分の黒ビニー ルを出来るだけ大きく切裂きビニールに余裕を持たせて、接着し直してみました。

一応のレベルには回復したものの、あまりきれいな出来ではなかったので、葛飾の フ○イスアウトさんに相談してみましたところ「8千円くらいで直しましょう!」 との事となり、早速ドアから内張りのみ外して、お預けする事1週間、満足の行く 状態で戻ってまいりました。

 写真1:修理後のドア内張り

 Nobuta-S


やれやれ、これで一息付こうかと思ったところで今度はステアリングが壊れました!!

あんな物壊れるの!?と言われそうですが、壊れました(^ ^;
ステアリング外周部の表面がステアリングの”芯”よりこれまた剥離したと見えて、 強く握ると「ブニブニ」ひねる事が出来る状態となってしまいました。
これでは、運転に支障をきたし、危険です。

ステアリングを交換したいというのは、以前からの欲求ではありましたが、留まる 事を知らない出費の連続に、嬉しさ半分、困惑半分といった心境でした。
それでも早速池袋のサ○ライズさんで念願の「MスポーツステアリングU」を装着した 時は、これで手にする部分(ステアリング、ATシフトノブ、サイドブレーキノブ)は 新車になった!と嬉しく思いましたし、ノーマルより2廻りほど小ぶりな直径370mmの、 握りの少し太い、そうして何より「M5と共通のデザイン!!」 という事で悦びが込み上げてきた筆者でありました。

 写真2:MスポーツステアリングU装着後のインパネ部

 Nobuta-S


パーキングスピードでのハンドル操作は、先の235/18”タイヤの装着と合わ せ、重くなったのですが、それ以上に525のハンドリングを際ださせる操作性の 良さにオーナーさん大満足でございました。

次回は、「BTSキットの装着の巻」をお送りします。


[メンテ21]  (←前) (次→)