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第3話 「レカロ購入編〜人妻の口説き方、ん?もとい!説得の仕方」

(作成:1998年5月2日 改訂:1998年9月9日)

(TEXT & PHOTO : ベア / E36 318iS )


(注)独身・バツイチ・社長さまなど、チューニングは自分次第という方は、 今回はとばしてお読み下さいませ。m(_ _)m


奥さま(or 彼女)に内緒でチューニングに励む皆さま、お元気でしょうか?
今はどんなパーツのお考えですか?
最初は軽くホワイトウインカーあたりでしょうか。
なに?最初からホワイト・・・(うっ、ベア号は95年式だった)
お約束のアルミ+タイヤに始まり、エアロパーツあたりに行くのが一般的だと思われますが、 問題はいかに奥様を口説く(>しつこい!!っちゅうの)、説得するかです。
僕等の「かっこいい!」とか「渋〜い」というセンスは、車に興味のない女性にとっては 理解しがたいものがあるようで(※逆に男性陣より過激な女性オーナーもいますよ、BOHPには・・・)、 ましてやパーツにウン十万かけるなんて、とんでもない!!ってことになりがちです。
そうでしょ、そうでしょ。
まぁ、僕らがプラダやシャネルにウン十万かけるのが理解できないのと同じですね〜。
で、ここは見ためのカッコ良さに後ろ髪をひかれつつも、内部に目を向けてみましょう。
そうです、フロアマットです!? ・・・シーン・・・。
えー、これは次回にまわすとして(^^:)、やはりレカロシートでしょう!
(※イタリアンな彼氏には、スパルコという選択もありますよ)


recaro


運転中は絶えず体と接触しているパーツであり、ステアリングとともに操作系の最重要パーツです。
「女房、子供を質に入れてでもレカロ」
という名言を吐いたBOHPメンバーもおりました。
しかし、これがお高いんですよ〜。
AM-19シリーズになって幾分お安くなったとはいえ、安いグレードの「TRENDシリーズ、TR-J」でも 定価¥152,000-です。
その他パーツを含め2脚セットで揃えようものなら、軽く¥300,000オーバーコースです。
アルミなら憧れのBBS-DTMがぁ!
足廻りならサス交換もぉ!
もちろんマフラーだってぇ〜!問題なく交換できる金額です。
もしかすると残金でインターコンチに一泊くらいできるかもしれません。
あぁ、¥300,000オーバー・・・なんて魅力的な金額でしょう。
しかし、ここであえてレカロに走るのが大人の男というものです!!
(なんでやねん)

ずいぶん前置きが長くなってしましましたが、ここからが本題です。
カッコイイとかメチャシブという理由ではなかなかOKをくれない奥様でも、この一言「体のため」には 渋々ですが、OKを出してくれるようです。
これはベアのリサーチと、BOHPメンバーのレカロ購入実話から明らかになった傾向です、ハイ。
その為には事前の前フリが重要になってきます。

1、「最近、腰が痛いなぁ〜」と運転後につぶやく(>1人の時につぶやくとただのオヤジです)

2、整形外科に行って「医者から運転姿勢が悪いと言われた」と相談してみる。

3、「ノーマルのシートだと君のスタイルが崩れそうで怖い」と何気なく言ってみる。

4、「腰の調子が悪いから、今夜はゴメン」と断ってみる・・・

5、思いきってJet-Setに連れていく。(>この場合、帰宅するまでにレカロが付いている可能性あり)

こんな状況が続いていると
「そうかしら、ノーマルシートでは不十分なのかしら?」
   ↓
「やっぱり健康は大事だわ」
   ↓
「シートはレカロっていうのがいいらしいわ。」
ってことになってきます。

そして最後の一押し、オフミ参加です。
いつもは自分の家のBMWだけしか見ていない奥様は、数十台集まったBMWに圧倒されることでしょう。
そこでレカロシートに交換しているメンバーのBMWに座らせてもらいましょう。
できればカブリオレとかM3などの、ある意味で日常的でないマシンがより効果的です。
さらに!
レカロ購入済みの奥様方から「これは本当にイイですよ〜」とお口添えをしてもらえば、 もう決まったも同然です。

さぁ、レカロが欲しいアナタ!
明日からさっそく始めてみて下さい。
きっと効果があるかもよ!?

次回は実際に使用した感想記をお届けします。


P.S.
稀に、
「シートがブランド物なんだから、私の洋服もそれに見合うブランドじゃないとダメだわ〜ん」
と思わぬ出費を招くことがあります(^^;)


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