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筆者紹介

(作成:1997年11月16日 改訂:1997年11月16日)

(TEXT : 三四郎 / Z1 & E36-328i )

◆三四郎−自己紹介

★はじめに
はじめまして、No.104の三四郎です。今年(‘97年)の夏、散々悩んだ末Z1 ロードスターを購入してしまいました。
このたび、メンテコーナーに登場させて頂くことになりましたが、DIYの腕もな く、また、どちらかと言うと「素」のままで乗るほうが好きなので面白い話題はない かも知れません。ただ、数が少ない車ですので、これから購入を考えている方などに 参考になるようなことを書いていければと思っています。

★自己紹介
BMWに魅せられて十数年、30代もそろそろ終わりに近づいたしがない宮仕えの身 です。東京生まれで横浜、川崎の育ち。小さい頃から自動車好きの親類縁者に囲まれ て育ったこともあり、長じてからも自動車好きの性癖は衰えず、今ではBOHPとい う「すこぶる居心地の良い場所」を見つけどっぷりと浸かっている毎日です。
さて、自動車にまつわる最も古い記憶は、昭和30年代終り頃の故障ばかりしていたパ ブリカやコロナなど父が乗っていた車で、これらが原体験になってます(パブリカは ヒーターすらない今から考えると凄い車でした)。その後、高度成長とともに家の車 も立派になって行き、やがて就職し自分の車を手に入れることになりました。

★BMWとの付き合い
BMWは憧れでしたが、新入社員の給料ではもちろん買える訳はなく、廃車寸前の2 代目マツダコスモのレシプロ版を購入し2年ほど乗りました。
最初に手に入れたBMWは‘81年式E21の318iでしたが、運転してみるとこれ まで経験した国産車とは全く次元の違う乗り味で目の覚める思いでした。1800CC の機械式インジェクション、13インチのタイヤに3段のATでしたが、若気の至り で、ぬやわKm/hを記録しています。
この車はとても気に入っていて、実は実家に昨年まで置いてあったのですが、保管場 所などの事情でBMWリサイクルに引き取ってもらいました。あの時、もしこのペー ジがあったら、別の展開になっていたことと思われてとても残念です(^_^;)。

E21に5年ほど乗りBMWの世界に染まってしまうと、どうしても6気筒のMTに 乗りたくなるのが人情。仕事の都合でしばらく北海道に住むことになり、ならば4W Dと‘87年式E30の325ixを購入しました。
この車は、本当に良く出来た楽しい車でしたが、並行輸入車ということもあり、ほろ 苦い経験もありまた。最大のトラブルは、高速走行中に突然タイミングベルトが切断 しシリンダーヘッドが壊れるという、ちょっと恐い経験で、ヘッド、バルブなどエン ジンの上半分を全て交換するという大手術になってしまいました。

とは言え、BMW好きの病気はますます昂じるばかりで‘92年には長期の休暇を取 り、ドイツを中心にレンタカーで走り回り憧れのシリンダータワーにも行くことが出 来ました。レンタカーは残念ながらオペルオメガだったのですが、アウトバーンや ミュンヘンの街中では発表間もないE36をたっぷり見せ付けられてしまい、帰国 早々に3世代目の3erである‘92年式E36の320iに買い替えました。
E30に比べると一段と洗練された乗り味に感心しましたが、発表間もない新型車と いうことでマイナーな初期トラブルもいくつかあり、またVANOSのない初期の200 0CCエンジンですので、325ixに積まれていた2500CCのM20エンジンに比 べると特に低回転のトルクがとても細く感じられました。

気に入って乗っていたのですが、車検を3か月後に控えたある日、エンジンをアルミ ブロックに一新した‘95年式328iに試乗。歴然たるパワーの差と足回りが格段に しなやかになっているのに驚き、後は担当セールスの意のままに商談成立、現在に 至っています。
と、3シリーズばかり4台(どうでもいいことですがハンドル名の由縁です)、これま では比較的まっとうな?BMW好きの道を邁進してきたのですが、この夏長い潜伏期 間を経てついにウイルスが猛威を奮い出したのでした\^о^/。


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