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第24話 「レーシングダイナミクスのフットレスト −RHD車用のGOOD PARTS−」

(作成:1998年5月3日 改訂:1999年10月1日)

(TEXT & PHOTO : YOSHI / E36-323i)

BOHPの会員の方のなかにも、E36−320、323などを中心に RHD車にお乗りの方がたくさんいらっしゃると思います。

筆者の323もLHDの設定がなく、選びようがないため当然RHDで すが、ずっと足元の狭さと左足の置場/例の張り出しのフットレストの グニャグニャ感に頭を悩ませてきました。さらにノーマルシートの場合 では、シートの幅が日本人には広いこととあわせて踏ん張りがきかず、 ハードなコーナーリングではセンタコンソールに膝下を押し付けてサポー トする状況が続いていました。

最近シートをノーマルからレカロのSR−IIIに変えた際、シートによっ て太腿部分までサポートされるため、膝下を押し付けての態勢も取りず らく、シートのサポート感に比べてあまりにも左足の足元の感覚がアン バランスなため、何とかしようとメタル製のフットレストを装着を試み ました。

RHD用のフットレストは、現在ハーマー、ACシュニッツァー、レー シングダイナミクスなどチューナー系のものが出回っていますが、私が 選んだのはレーシングダイナミクス製です。
理由は、レーシングダイナミクスは他と違い Lと¬ という形状の2 枚のアルミを組み合わせて、例の出っ張り部分をすっぽり覆う形に作ら れているため、足元のしっかり感が一番良さそうということです。

選択は大正解。実際に装着したあとは、予想通り足元のグニャグニャ感 がほとんどなくなり(フットレストの下はそのままですから完全には解 消されません)、グッドフィーリング。
また平面的な広がり感があるため、フットレストの範囲がはっきりし、 左足の居心地の悪さというのもなくなりました。

筑波オフミの時にも、何人の方かに実際にドライバーズシートに座って いただき、感触を試していただきました。皆様からも「これは良い」と いう感想をいただきました。(無邪気に喜んでいる私に、気を使って くれたのかも、しれませんが・・・)
また、ドアを開けた時に奥にシルバーに光るレーシングダイナミクスの エンブレムも美しく、視覚的な効果も大です。

短所としては、縦方向のスリット形状のすべりどめのみのため、縦方向 のすべりがでるという点です。フットレストの上の方に足をおいておい たりトウの方だけを置いておく(どちらもかかとがフロアがつかない状 態)と何かのひょうしにツルッということが起こります。実際、バック をするために振り返ってトウだけフットレストにおいておいたときに、 いきなりツルッときて、びっくりしたことがありました。

それから、最大の欠点といえるのは価格が高いということでしょう。考 えようによってはたかだかアルミ板を加工したものですから、それが 3,2000円というのは???という気もしますが、個人的には装着後 の感触と比べて許容できる範囲かと思います。


■各社のRH用のフットレスト フットレスト
■レーシングダイナミクスのフットレス
いかにも剛性がありそうでしょう・・・
フットレスト
■装着するとこうなります。 フットレスト

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