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第6話 「B6−2.8Tガレージにて負傷」

(作成:1997年7月24日 改訂:1997年7月25日)

(TEXT : Tetsu / Alpina B6-2.8 Touring)
5月24日から約2ヶ月ぶりのメンテ記事投稿です。
この間,「2000キロ点検」「ブレーキパッド ノーマル戻し」 「ライセンス・プレート変更(陸事に自分で行きました)」等のイベントはあったのですが, どうも記事する気になれず躊躇していました。

そんなおり,B6はメンテのネタに困っているオーナーを見かねて, わざわざネタ作りに協力してくれました。


◆事件の前日にこんな事が

6/21(土),「アイディング・オフミ」の帰りの夜のことです。
岐路途中に寄ったコンビニの駐車場から出る時,近づく路線バスの前に出ようと焦り, なんと段差のある歩道を横切って車道に出ようとしたのです。
案の定,左前輪が段差を通過した瞬間,クルマのアンダーを歩道の角に 打ち付けて停止してしまいました。
私は唖然としてしまいましたが,簡単にその場を切り抜ける事が出来ました。


◆次の日,ディーラへ

次の日,前日に発生したクルマのアンダー打撲の傷跡が気になり, 私はディーラへ朝一番で直行。
ジャッキアップしてアンダー部を見ると,傷跡は殆ど無い事が確認できました。
代わりに私が見た物は,アルピナのステンレス製エグゾースト・システムです。
高温で焼けて変色したそれは,すばらしく綺麗だったのです。


◆それはガレージで発生した

ディーラから自宅へ帰った私は,クルマをガレージに入れ,リアハッチを開けました。
そして何を思ったのか,そのままクルマを外に出そうとしたのです。
少し前進すると,ガシャーンと言う音が・・・。
ガレージの扉は跳ね上げ式で,開けると天井部分に移動します。
クルマを降りてガレージの天井を見ると,その扉にリアハッチが引っかかっているのです。
ガレージの高さは,リアハッチを開けるとギリギリのなのですが, 跳ね上がったガレージの扉とは干渉してしまうのです。
私はその状況を見ると,すかさずクルマを後進させなければと思いつきました。
しかし,これが間違えのもとでした。
後進させた瞬間,今度は先程よりももの凄いガッシャーンと音が・・・。
クルマを恐る恐る降りて,天井の方を見ると,開いていたリアハッチが 閉まっているではないですか。
私はふと考えました・・・リアハッチが勝手に閉まっている・・・。
クルマの後方を見ると,案の定リアハッチのダンパーが床に落ちていました。
リアハッチを開ける方向に力が無理に掛かったため,ダンパーが外れてしまったのです。
ダンパーは外れた拍子に,ベント・ウィンドウ(荷室両側の窓)の縁のゴムと その近辺の塗装を傷つけていました。
両サイド共です。
そしてさらに,リアハッチは閉まった瞬間にダンパーを挟んだ様子であり, その衝撃でリアハッチの位置が5mm程右へズレてしまいました。

あー,なんて私はおバカなのでしょう。
こんなおバカなオーナーの所に来たB6は,本当にかわいそうです。

このままでは高速走行不能なので,当然修理することになりました・・・次回へ。

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