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第２８話「Ｍテク　ステアリング装着！」

（作成：１９９８年３月３日 改訂：１９９８年３月５日）
（TEXT :ａｕｔｏｂａｈｎ / E30-325iツーリング）

みなさん、こんにちは！ａｕｔｏｂａｈｎ＠わらじ宴会部長です。
前回の予告と違うのですが、ちょっとメンテネタができましたので紹介します。
ともゆきさんから譲っていただいた「Ｅ３０　ＭテクニックT・スポーツ ステアリング」（パーツ番号　３２３３　１１５５　２９５　＠３５，３００円　 昭和６２年６月１日現在）を装着しました。

本当は作業行程の画像とかがあればいいのですが、何分、デジカメなぞという 文明の利器を持ち合わせていませんので…、許してね。


★ ベントレィのマニュアルの抜粋

１．ステアリングホイールのはずし方

（１）バッテリーのネガティブ（−）ターミナルをはずす。

（２）小さなマイナスドライバーを使って、センターカバー（ＢＭＷエンブレム）を テコの原理でやさしくはずす。

（３）ステアリングホイールの中心を合わせて（タイヤを真っ直ぐにして） ステアリングコラムシャフトと関連させてそのポジションをマークしておく。
（大きなナットがステアリングホイールをコラムに締め付けている。）
（再取り付け時にきちんと一直線になるようにステアリングホイールを はずす前にホイールとコラムシャフトをマークすること。）

（４）ステアリングホイールをつかんで、コラムに固定されているナットと ワッシャーをはずす。

（５）イグニッションキーをイグニッションスイッチに差し込んで、キーを最初の ポジション（アクセサリー使用位置）に回し、イグニッションロックをはずす。
ここで、イグニッションをＯＮにしないこと。

（６）ステアリングホイールをコラムから真っ直ぐに引っ張って、ホーンパッド から出ている配線ワイヤーをはずす。


２．ステアリングホイールの取り付け方

はずし方のまったく逆。


★ 実際は…。

１．ステアリングホイールのはずし方

（１）ホーンが誤って鳴ったりするのを防止するための措置だと思われますが、 ＢＭＷの場合イグニッションをＯＦＦにしている間は鳴らないので、はずしませんでした。
（はずすとカーステとかの再設定の手間もかかるし…。）

（２）先の細いマイナスドライバーが手元になかったので、千枚通しを使って センターカバーをはずしました。

（３）マニュアルにはステアリングとコラムとの位置づけをマークするように とありましたが、インパネとの見た目でステアリングを真っ直ぐにして センターを出し、キーを抜いてロックさせました。

（４）ナットをはずすのに、本来なら２２ｍｍのスピンナハンドルという専用工具を 使うのがベストなのですが、あいにく身近になかったため、「２２ｍｍの ちょっと深めのソケット＋１０ｃｍくらいのエクステンションバー＋ラチェット」 で代用しました。
板金さんには「ラチェットくらいでは危ないよ。」と言われていましたが、 やってしまいましたぁ。
ナットですが、完全に外さないで、ある程度ステアリングが引き抜けるように なってから外すことですね。
結構抜けにくい場合があるので、いきなり抜けたときのための"ストッパー"にします。
"鼻血防止"とも言いますです、はい〜。
ＢＭＷの場合、固着していることは少ないそうですが、作業者の安全のためには 残して作業して下さい。
ちなみに僕の場合は固着もなく、スムーズに外れました。

（５）キーをイグニッションスイッチに差し込んで、最初のアクセサリーが使える ポジションにしてロックを外さないと、ステアリングをコラムから外すことは できません。
ロックさせた状態では絶対にステアリングは外れませんし、強引に引き抜こうと するとステアリングロック自体にガタが来きちゃうみたいです。

（６）ホーンパッドから出ている配線ワイヤーですが、ＭテクTはスポーク内に配線が 内蔵されているみたいで、純正のスリップリングを移植して取り付けるだけで 問題なくホーンは鳴りました。


２．ステアリングホイールの取り付け方

基本的にはまったく逆の手順で、新しいステアリングを３と同様に「インパネとの 見た目でステアリングを真っ直ぐにして」取り付け、ナットを締めました。
ただし、センターカバーを取り付ける前に、若干の距離を試走してタイヤと ステアリングの微調整を行いました。


★インプレ

純正と同じ３本スポーク革巻きで、革の質感も同じなのですが、ホーンボタンは センターではなく、各スポークにひとつずつあり、真下に伸びるスポークにはあの "Ｍライン"が入っています。
マイナーチェンジ後の「ＭテクニックU・スポーツステアリング」は小径＆ センターボタンなのですが、Tは純正とおなじパイです。
できれば、「ステアリングを交換するときには小径に。」と考えていたのですが、 グリップが純正より気持ち太めで、なかなかしっくりした握り心地でこれが結構 いいんですよ！
で、ホーンの音色なんですが、Ｍテクにしても同じでした。（って当たり前！） でも、押すまでの所用時間はコンマ何秒か縮まりました…。


★後記

今回の作業にあたり、マニュアル以外に我がＴＥＡＭ　ＺＵＫＵＮＡＳＨＩの メンバーにも色々とアドバイスいただきました。
欲しい情報が即時に得られる"ずくワールド"へ、あなたもいかがぁ？
（悪魔の囁き）

それでは！

Ｓｐｅｃｉａｌ　Ｔｈａｎｋｓ：ＴＥＡＭ　ＺＵＫＵＮＡＳＨＩ

次回は絶対に「これまでのメンテ履歴」をお届けしまーす。

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