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第２話 「クラッシュからの復活なるか？Vol.2」
（作成：１９９７年５月４日 改訂：１９９７年７月１２日）
（TEXT : にゃんこ先生 / E30-323i）
幸い、エンジンは動き、ラジエターはファンに当たった形跡があるがＬＬＣは
漏れ出してないので、タイヤに当たっている部分を何とかすれば自走できると
いうことで、すどうさん、Ｍさんのお二人の力で応急処置が開始されました。
（いやぁ、すどうさんの判断力とお二人の行動力は敬服いたしましたm(__)m
私は呆然自失、なんにも動けなかったっす(__;)ゞ）
ばきばきと邪魔なバンパー部分のＦＲＰをわり、ジャッキアップしてタイヤを外し
、メリメリガンガンと出っ張った部分を内側に折り曲げ、ぶら下がってしまった
フェンダーやバンパーなどをガムテープでぺたぺた張り付け、ハイおしまい。
お見事な修復でした！
すどうさんはこのあともお力をお貸し下さいまして、お知り合いの修理工場へ
連絡していただき、そこへ連れていって下さいました。
（ビンゴ楽しみにしていらっしゃったのに、途中で連れ出してしまってすみません
でしたm(__)m）
高速道路に乗って、車の不安定な動きや、ガムテープの剥がれなどがないか確認
した後、ぶつけちゃった車とは思えないスピードで(^^;)練馬の工場へと持ち込みました。
ドキドキしながら修理概算を出していただくと........約６５万円也！！(ToT)
パーツだけでも約３０万。ＦＲＰパーツたっぷりで、普通に部品交換だけではすま
ない車の為に工賃もかなり多めにかかり、バンパーに至ってはＦＲＰ補修も難しく
パーツを探すのも難しそう。本物Ｍ３のバンパーを使う見積もりにしていただいた
けど、本当に私の車に付くかどうかは当然不明。付いたとしても形が微妙に違うの
で、元のような雰囲気には戻らないでしょう。
悩んでもしかたないので、とりあえず工場へ車を預けて、この日は帰宅しました。
次の日、工場の方から電話がありました。
「今日ジャッキアップしてみたんだけど、フレームまで曲がってるよ」
がが〜ん！！！！！ 大ショック！！！！
ぶつかった時は、そんなに大きく当たった感触は無かったのです。
でもそこがＢＭＷのいい所なんでしょう。車がクラッシュ時の衝撃を吸収し、
パッセンジャーへの負担を極力少なくしてあるのでしょう。
自分の体も、どこも痛む所がありませんでした。
しかし、体は痛くないが懐が痛い！！(ToT)間違いなく３桁修理費がかかる
とのこと。「一度工場へ見に来て欲しい」ということなので、連休あけに行く
ことにしました。
フレームは車の命！曲がってしまうと、修正しても元には戻りません。
パーツ交換できないこの部分の損傷は、車を乗り続けるかどうかまで考えなければ
いけないことへとなりました。
さぁ！今後私の車はどうなってしまうのか？？次回をお楽しみにっ！！
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