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第14話 「燃えちゃうぜっ、Baby!(ーoー)y~~~ Vol.1」

(作成:1997年6月5日 改訂:1997年7月12日)

(TEXT : にゃんこ先生 / E30-M3)
5月25日、NIFTY Serve「BMWの部屋」のオフミが信州女神湖で行われるので、 いそいそと出かけました(^.^)。
初めてのM3での高速道路体験で△×□キロにびびり(^o^;)、峠での気持ち良さに感動し、 楽しく1日はすぎていきました。
みんなで集まって、私のM3君のエンジンを見ている時に事は発覚しました。
エンジン眺めているうちの一人が言いました。
「この車、そのうち火ぃ吹くぞぉ」 えぇぇぇぇぇぇっ!?W(゚o゚;)W
慌てて私もエンジンルームを覗き込むと、インジェクターへ行っているホースに無数のクラックが!!
リターン側にも少しのクラックが走っています。
触ってみると、まだ少しの弾力は残っています。
ほんのわずかならまだ持ちそうな感じなので、ガソリンスタンドを何件かまわってみたのですが、 リゾート地のスタンドにはフュエルホースなんて気の利いたなもん置いてあるはずもなく、 修理工場も見つけられなかったので、やむを得ずホースへの負担がかからないように帰路に つくことにしました。
帰りの高速は順調に走り続け、関越道の練馬あたりから、いつもの渋滞に身を任せました。
一緒に行った友達を川崎まで送る為に、大渋滞の練馬インターからこれまた大渋滞の環8へ入り、 のろのろと走っている時です。
ふと水温計を見ると赤まで振っています。
E30 M3は、渋滞路では水温の上昇が激しいので、「あぁ〜あっ、あがっちゃったなぁ」なんて 気楽に考えてました。
(油温はさほど上昇していなかったんです)
っといっても、そのままにしておけばエンジン焼きついちゃう可能性もあるので、 窓全開にして、ヒーターを思いっきりかけ、脇道に入って車を止めました。
一度エンジンを切り、スイッチだけONにして、ヒーターと電動ファンでエンジンを冷やそうとした時、 コンソールの『CHECK』ランプが点灯しました。
そう、冷却水が減っていたのです。
エンジンがかかっている時は冷却水が熱くなっていて膨張し、CHECKランプは点灯しなかった のですが、少し冷えて体積が減ってきた為、水量センサーに引っ掛かったのでしょう。
でも、下回りを見てもエアコンから出てきた水以外、落ちてきている水はありません。
なんだか分からなくなったので、JAF呼ぼうかと思ったのですが、 その前に買ったお店に電話してみました。
(飲んでるところに電話しちゃってごめんなさいねっ(^o^;)>橋本店長)
電話で詳しく症状を伝えると、原因を教えてくれました。
M3にはラジエター本体にはキャップは無く、リザーブタンクにしか付いていません。
そこのキャップは液量が多かったりした時にオーバーフローさせる「弁」の役目もはたしているので、 経年変化で劣化してくると、内圧が高くなった時にどんどん冷却水を排出してしまうそうです。
今回もそのキャップから、圧力が高くなった冷却水が流れ出たのでしょうとのこと。
それであれば、水を足せば自走出来る状態に戻るので、近くのファミレスへ飛び込んで水を分けてもらい、 タンクに注いで、漏れが無いかをチェック。
幸い漏れている形跡が無いので、そのまま走り出して川崎の友人宅まで送り届け、新宿の自宅まで 無事帰りつきました。

キャップを交換すれば直りそうなので安心していたのですが、お店に持っていこうとした次の日にまた 事件が起こりました(__;)
何が起こったかは....

次回の心だぁ〜っ!
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