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第34話 「エンジン房内モディファイ」

(作成:2000年6月7日 改訂:2001年11月22日)

(TEXT & PHOTO : さし / Z3)


最近になってエンジンにぼちぼち手を入れ始めました。
ここにエンジン房内の改造項目について紹介します。



1.ピロアッパーマウント

これは比較的初期に交換したパーツです。
Mtec師匠(勝手に言ってる)に足回り一式といっしょに譲っていただいたもの。
取り付け後の感想は、とにかくクイックに曲がるとようになった、ということ。
硬すぎないACSサスキット、アイバッハスタビとともにさし号には欠かせないパーツのひとつです。
E36用のためZ3に取り付けるとボンネットと干渉します。
そのため上部を大きく削っています。
最近、足回りからの異音に悩んでいたのですが、(毎度お世話になってます)studie yokohamaさんにて、増し締めしていただいたところピタリと直りました。
やはり純正のマウントと違いきめ細かいメンテが必要だということです。





2.K&Nカーボンエアインテーク

これまたZ3仲間のmakiちゃんから譲っていただいたもの。
その昔、中部のショップ ドルトで実物を見かけて以来、いつかは欲しいと思っていたパーツです。
その効果よりもむしろルックスに対する憧れですが・・・・・・
効果はやはり吸気過多になるのか、低速トルクはちょっと落ちた気がします。
しかし高開度域では勇ましい吸気音とともに、エンジンは力強く回り、ボディを引っ張っていきます。
まさに爆音!でもアクセルを踏み込まないと静かなのはわたし好みです。





3.DENSOイリジウムプラグ

巷で評判のイリジウムプラグです。
なぜか社員価格で手に入れてしまいました(*^^*;

M44エンジンのプラグ交換は実に簡単。
@ヘッドカバー給排気バルブ間にはさまれたBMWと書かれたカバーを2本の樹脂クリップをひねり、取り外す。
A一番奥にある青い冶具(写真参照)をハイテンションコードの頭に引っ掛け、治具の頭に開いている穴にドライバーなどを通し引き抜く。
B車載工具のプラグレンチと棒を用いてプラグをはずす。
C新しいプラグをプラグ穴に落とし、再びプラグレンチで締める。





で、効果ですが・・・・・・・音が変わりました。
爆音具合がさらに増した感じ。高回転の吹けあがりも良くなった感じ。
ところが定量的にはさし号、ダメみたい。
交換後行ったパワーチェック ではいっしょに計測した他のM44エンジンに対しかなり低い数値を示しました。
あまりにも低いのでその原因が何か現在検討中です。


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