[メンテ4]  (←前) (次→)

第23話 「ブレーキ強化第一弾『金色に輝くブレーキローター』」

(作成:1998年5月1日 改訂:1998年6月11日)

(TEXT & PHOTO : のりくん / Z3)


●Z3のブレーキ強化の第一弾としてブレーキローターを4輪とも交換しました。
ローターを最初に交換したのは見栄えも考えてのことです。
ブレイトンのタイプ2ホイールはすき間が多いので、ローターが丸見えなのです。
制動力の強化であれば大径ローター装着といきたいところですが私のZ3のブレーキに 対する不満は耐フェード性であり、制動力については一応許容範囲でしたので、 ソリッドの純正交換タイプを選択しました。


●フロントはBMPデザインから共同で個人輸入したものでbrembo製のZ3用の ドリルドローターです。

f-roter



●リアは、さしさん経由で購入したMTecさん特製の純正にドリル加工したものです。

r-roter



●装着は奈良のたかし@E30さんのガレージにて実施しましたがちょっとしたトラブルにより(^_^;
2日連続の奈良詣でとなりました。
皆さん、ホイールのロックナットは忘れずに。。(^_^;


●ローターの交換方法を簡単に説明します。
詳しい交換方法は、オートメカニック誌等で図解入りの説明を見てください。
あくまでも重要保安部品ですのでお忘れなく!
私の場合、E30,E36のローターを何度も交換されているたかし@E30さんに おまかせしました。

まずキャリパーを外します。これには7mmのヘキサゴンレンチと15mmスパナが必要です。
15mmのスパナで共回りを防ぎながら、ヘキサゴンでキャリパー裏側のボルト(2本)を外すと、 キャリパー自体を取り外すことができます。

次にローター外しです。
まず、キャリパーのガイドを外します。これは22mmくらいのボルト2本で止まってるので、 メガネやラチェットレンチとかで外せます。
そして、ローターの5mmのヘキサゴンボルトを外し、ローターを引っ張れば取れるはずです。
ただし強固に固着していることもあります。

ローターが外れたらあとはその逆の作業で組むだけです。
ローターは予めサンドペーパー等で表面の保護剤を取り去った上、ブレーキクリーナーで脱脂します。
次はキャリパーの取付けですが、ここでパッドやローターが新品になって厚みが増す分ピストンを 戻さないと収まりません。

パッドを装着したらキャリパーを元に戻してボルト類を規定トルクで締めます。
パッドやローターに油が付いていたらブレーキクリーナーで脱脂します。

最初は全くブレーキが効きませんので、注意が必要です。
車通りの少ない道でゆっくりブレーキを引き摺りながら走ってアタリを付けます。


●装着後の感想ですが、見ためはなかなかよろしいです。
ただし、ローターサイズは純正のままなので、ホイールに比べ、若干小さいという感じです。
効きは感覚的にはさほど変わりません。ちょっと良くなったのかな?という程度です。
パッドを替えたわけでもないので当然の事と思っています。
今の所、特に不具合はなく、フェードもしていません。
ただし、まだその後そんなにハードには攻めていませんが。。


●次回はホースをステンメッシュに交換予定です。
パッドは色々検討中です。


[メンテ4]  (←前) (次→)