[メンテ3]  (←前) (次→)

第66話 「本編21『リアタイヤ交換』」

(作成:2004年1月17日 改訂:2004年8月19日)

(TEXT & PHOTO : 宮田 / E36-M3 )

2002年3月以来、宮号のタイヤはPirelli P-Zero Rossoを履いてますが、 この正月休みに残り溝を見てみたらフロントはまだ山があるものの、 リアがあと1mm程度でスリップラインになろうとしてるのに気付きました。
(そりゃヤバイよ!もっと早く気付けよ!と言いたいですね。
 雨の日に乗ってたら・・・ホントにヤバかったかも。。。)
どのタイヤメーカもカタログにはスリップラインが露出する残り溝1.6mmが 使用限度と記載されているので、十分限度に近いでしょう。
考えてみると昨年秋くらいから、以前より轍に取られやすくなったかなぁ?
と感じていたので、タイヤの消耗も一つの原因なのかもしれません。


M3


前回交換が2002年3月でオドメータが4.5万kmくらいだったので2年近くで1.5万km保ったことになります。
ウルトラハイパフォーマンス系タイヤとしては比較的ロングライフな方ではないでしょうか。
(決してロングライフなタイヤとは言えませんが。。。)
・・・まぁサーキット走行もせず、至って街乗り/高速道路等の走行だったので意図してロングライフにしてたところもあります。
それでもM3のようなハイパワーFR車のリアが先に磨耗していくのは仕方ないところです。

タイヤを外してみて分かったのですが、トレッド面が片減りや中減りとかの偏磨耗もせずに平均的に減ってるのが分かります。
ここからサスペンションのセッティングやリアアクスル周りのブッシュ関係が良好な状態であることが分かってきます。


M3


・・・ということでリアタイヤのみの交換となりましたが、銘柄は今までの P-Zero Rosso で何も不自由してない・・・どころか、非常に満足しているタイヤなので、今回も同じ銘柄に。。。
・・・というより前後で銘柄を変えたくないという気持ちもあります。

参考までに宮号のリアサイズは245/35R18で今回も同じサイズなので、 それほど多くの銘柄が選べる訳ではありません。
iDingホイル(8.5J×18inch/Offset38)iDingサスペンション245/35R18 の組合せであってもフルロール近くでリアフェンダーと干渉するので、リアはツメ折りをして干渉を避けてますが、 255/35R18だとフェンダーを叩いて出す必要があるかも。。。)

2004年1月上旬時点で、
 ・YOKOHAMA DNA dB
 ・YOKOHAMA AVS Sport
 ・GOOD YEAR EAGLE F1 GS-D3
 ・Pirelli P-Zero Rosso
くらいでしょうか。
(夏くらい?にMICELIN Pilot SPORT PS2でラインナップされるようです。)
EAGLE F1は以前から非常に気になってるタイヤなのですが、今回はリアのみということで見送りました。
(4輪とも交換のときに検討するかな。。。)


M3


さてP-Zero Rossoですが、小生が最初に購入した2002年3月時と比べ、マイナーチェンジ?したようです。
Rossoの名前の通りであるサイドウォールの“P ZERO”の赤い文字が あるものとないものがあるようです。
(“赤ラベル”があった方がカッコイイ!…と個人的には思ってます。)
ショップ経由でインポータに確認してもらったところ、赤ラベルのあるもの/ないものが混在してるとか。。。
先日も東京オートサロンでP&A(現Pirelliタイヤのインポータ)のブースで 説明員の人と話しを聞いたところ、最近は新車純正でRossoを履く車が多く、 自動車メーカの指定で“赤ラベル”が入ってないそうな。。。
(中には“赤ラベル”を指定してる車種もあるとか。。。)
その流れがあって“赤ラベル”がないモノが流通してるそうです。

でも自分としてはRossoは“赤ラベル”があってこそRossoだと 勝手に思い込んでるのでならば好みで取寄せができるのではないか。と思い、
「赤い文字入りで、鮮度のいいもの。」
(赤ラベルで、尚且つ製造がより新しいもの)
という指定をして取寄せてもらいました。
(こういう方法ができるんですね。まぁ、正月早々だったし、数もそんなに出ないサイズ?だから。。。かな?)
ただインポータ側に在庫あってのことと、そういうことができるとき?なので、いつも指定ができるとは限らないと思います。

…で、履き心地は・・・やっぱり自分の好みです。
軽く静かでしなやか、路面状況を的確に伝え、コントローラブル
それでいて“赤ラベル”の主張!(自己満足。。。)

参考までにお世話になったショップは八王子にあるベイファールです。
2002年3月に履き替えたP-Zero Rossoのときもここにお世話になりました。)
作業が丁寧で、且つ経験/知識豊富なスタッフがいる信頼できる店です。
それでいてPirelliのタイヤについては他より安価なところが魅力です。


M3



[メンテ3]  (←前) (次→)