[メンテ2]  (←前) (次→)

第7話 「サービスインジケーターについて」

(作成:1996年12月3日 改訂:1997年7月10日)

(TEXT : M / E36 325i IDING 3.0)
サービスインジケーターとはみなさんご存じの通りエンジンをかけるたびにメータ内に 浮かび上がる黄色のバーです。
使用状況によってだんだんバーの数が減り、 『INSPECTTION』さらには、『OILSERVICE』の文字が点灯します。
普通はこの段階で、ディーラーにおもむき、整備をお願いするわけですが、 調べたところ、リセット方法が解りました。
エンジンルーム右ストラットにある丸いコネクターを開けます。
20個のピンの穴があります,このピンの穴に7番と19番を適当なコードを差し 込んで結びます。
結んでからイグニッションスイッチON(2段目まで),セルは回しません,ON のままです。
しばらくすると黄色いバーがすべて点灯します。
イグニッションスイッチを切り結んだコードをはずします。
これでOK!
単純にこれによりニッカドバッテリーに充電するようですね。
『OILSERVICE』が点灯した場合これを消す方法はバッテリーコードを正確に3秒間 はずして取り付けます。
『INSPECTTION』が点灯した場合同じ方法で12秒バッテリーコードをはずし取り付 けます。

ただし、もう一度コンソールの時計と日付けをセットしなければなりません。
また、コンピューターの学習メモリーがなくなりますのでしばらくアイドリングが 不安定になります。
まあ知識として知っておいてください。
ディラーでやってもらった方が楽かもしれませんね。

おまけに、おもしろい技を紹介します。
メーターにあるトリップリセットボタンを押しながら キーを1段回してください。
すると、メーターの針のダンス、数字は車体番号、 コンピューターのバージョン情報等が表示されます。
また、メーター内の警告ランプの玉切れチェックができます。


[メンテ2]  (←前) (次→)