[メンテ33]  (←前) (次→)

第228話 「WTCCルックへ〜キルスイッチの取付検討」

(作成:2007年10月3日 改訂:2007年10月4日)

(TEXT & PHOTO : 中橋 / E90-320si & MINI Cooper Convertible)


バッテリーカットオフスイッチ、いわゆるキルスイッチがついてないのが気になってきた今日この頃です。
実際のWTCCワークスマシン、いや普通のレーシングカーなら必ずついているこの装置。

 BMW

当然ホンモノは車外からも車内からもバッテリーをオフすることができます。
クラッシュしたときの電気火災を未然に防ぐのはもちろん、
車外からエンジンオフもできるようになるため何かと安全です。

そして二次的なメリットとして、バッテリーの自然放電も防止できちゃうというオマケもついてきます。
(メモリーが消えたりするデメリットもあるような気がするけど・・・)

ということで市販のキルスイッチを調べてみました。

一番ありがちなのがこんな感じのスイッチで、車内に設置するイメージです。

 BMW

でも、車内だけにスイッチがあるなら車外のボンネットに
ステッカーを貼るのは中途半端な気がします。

 BMW

で、実際の競技車両向けのキットを見てみるとかなり大掛かりです。
車内のスイッチと、車外へ延長するためのワイヤーケーブルがセットになっています。
フロントウィンドウ前に黄色いレバーが露出する、はずです。
漢(オトコ)ならこのぐらいやらないと・・・?

 BMW

でも、ワークスマシンを見てみると、まったくスイッチの類が露出していないように見えます。
いろんな角度でこの部分を調べつくしましたが、露出している写真はなかなか見当たりません。

 BMW

ちなみに、丸に「E」のステッカーは消火器のスイッチの所在を示しています。
キルスイッチは青い三角に赤いイナズママークです。

そして先日行なわれたばかりのWTCCの最新レースの写真を念入りにチェックしてみると、
なんとスイッチが2組設置されるようになって、しかもちゃんと引くべきワイヤーも
見えるようになってるじゃないですか!
いままでと安全対策のレギュレーションが変更になったんでしょうか?

 BMW

こうなるとちょこっとつけるというのも微妙な気分ですね。

 BMW

さて、どうしたものか・・・?

続く・・・


[メンテ33]  (←前) (次→)