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第70話 「3D Design Sport Muffler その1」

(作成:2002年2月13日 改訂:2002年2月14日)

(TEXT & PHOTO : 中橋 / E36 M3)
(Special thanks : STUDIE横浜)
(Special thanks : 3D Design)


3D Designのプロデュースによるスポーツマフラー、 「3D Design Sport Muffler Made by ITOH Racing」、紹介写真を見てひさびさに一目ぼれしました。

3D

ご存知の方も多いかと思いますが、「排圧/負圧で動く開閉バルブを装着し低速ではトルク型、 そして高速ではパワー型に変化する」という機能自体がとても興味深いもので、見た目だけ じゃなく試してみたいっ!と一人で盛り上がりまくりです。

対応車種がE30-M3/E36-M3/E46-M3/Mクーペ/MロードスターのみというMへの拘り、 写真からうかがえる作りのよさはいかにも高価な雰囲気。
ですが、事前に値段を聞かないままとりあえず スタディ横浜さんに行ってみることにしました。
ま、在庫があって、値段が買えそうなものであれば、そこで判断しよう、と。
音の試聴もできればいいなと。

すると、E36-M3用の在庫がたまたま、あるじゃないですか!
恐る恐る値段を聞いてみると、予想の3倍近く高いっ・・・。

う〜ん、買えない値段ではないけど、他のもの買ったほうがいいかなぁ・・・。
他のマフラーにするなら、リヤスポつけたりできなくはないよな・・・。

う〜ん。でも、こんなマフラー他にないよな・・・。
M3はレスポンス・サウンドが命、ここは逝くしかないか、と決めました。
デモカーもなかったので試聴せずに、です!

ということで取り付け作業開始です。
写真の右側が今回つける3Dスポーツマフラー、左側が今までつけていたスーパースプリントの ステンレスマフラーです。
どちらもステンレス製ですが、タイコのサイズが明らかに違っています。
出口のパイプ径はスーパースプリントのほうが太くて立派っぽいかもしれません。
若干ラッパのような出口のデザインになっています。
3Dのスポーツマフラー、どんな音を出すのでしょうか・・・わくわく。

 M3

後ろから見て、右側がスーパースプリントのマフラー、左側が3Dスポーツマフラー。
やはりタイコの違いが明白。
サイズの違いだけでなく、厚みも少ないです。
実際持ち比べても重さのさは歴然でした。
ひょっとしてこれすごいうるさいマフラーなんじゃないか?
かなり心配になってきました・・・どきどき。

 M3

右側のパイプに注目。
半ばに開閉バルブがついています。
横に見える黒いケーブル・ハリガネのようなものが、排圧をひきこんでくるパイプです。
このメカメカした感じは、サックスのような楽器をイメージさせます。

 M3

作業前のエンジンルームの写真です。
丸に囲った部分のパイプから排圧を取り出します。

 M3

これが作業完了後の写真。
先ほどのパイプを切断し、そこにT字型のパイプを差し込んで締めこみます。
ここでとったパイプは、マフラーの開閉バルブにつながっていきます。
普通のマフラー交換より作業が大変そうです。

 M3

で、マフラーを取り付けた車体のしたからの写真です。
ちゃんとバルブがボディに干渉しないように設計されています。

 M3

てなことで、取り付けはこれにて完了っ。
次回に、続く。


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